WeatherReport|塗装について

皆さんこんにちは、「Corolla」のRyoHEYです。

 

アップしているツイートについて反響を頂けていて、日々嬉しく思っております。皆さんありがとうございます。

さて、今日は新作ゲーム『Weather Report』の塗装について少しお話ししたいと思います。

 

 

今回初めて、ウッドピースへの着色をしているのですが、一口に塗料と言ってもその種類・性質は様々です。例えば、塗料の種類の名前でよく聞くのは、「ラッカー」だと思います。

 

初めに「ラッカー」

溶剤を揮発させることによって乾燥すると硬くて耐久性の高い塗面を与え、磨き上げることによって非常に強い光沢と深みが得られる塗料です。よく聴くのは、プラモデルの塗装や、缶スプレーの中の塗料はこのラッカーであることが多いです。乾燥が早くて、着色も綺麗、光沢があり市販のものでも多くの色が売られています。耐久性があり、色も均一に塗りやすい為、扱いやすい塗料で、日本では古くから漆塗りとして親しまれていました。

 

しかし、ラッカー系特有の独特な匂いがあり、またラッカー塗料自体にも有害物質が含まれているため扱う時には注意が必要です。

 

 

実際、前回出展した時に作った「Wood Coin」をラッカーで塗ったバージョンも試作していました。独特な光沢感があり、とてもきれいなものに仕上がりましたが、大量に塗ること、臭いがキツイため使用は見送りました。

 

次は、「油性塗料」

これは、有機溶剤という素材を使った塗料で、耐久性、密着性に優れ、塗膜が綺麗に張れて、乾く時間も一定で速いのが特徴です。昔は、この有機溶剤が人体に害を及ぼす性質を持ったままの状態で、ペンキや、その他の塗料にも使われていたため、要注意な塗料なのですが、今では研究も進んでおり人体・環境に及ぼす影響の少ないものも販売されています。これも、塗膜を張る系の塗料なのですが、木材用の塗料の中には木材の中に入って色を定着させるタイプの塗料もあります。木という素材は、プラスチックや金属と違い湿度の調節機能を持っています。このことを比喩的に表現して、「木材は呼吸する」と言います。上記のような中に入って浸透するタイプの塗料を使うことで、木本来の質感や手触りなどの良さを保つことが出来るのです。

 

 

「Wood Coin」には上記の理由により油性塗料を使い、幼児などが万が一ウッドピースを口に入れて舐めてしまっても大丈夫な塗料で塗装しました。(サイズ的には飲み込めてしまうほど小さいサイズなので実際に口に入れて飲み込んでしまうのは危険です。)

 

Weather Report|塗装について

 

さて、「Weather Repot」ではどの塗料を使っているのかというお話なのですが、実はまだ決まっておりません。今、テスト用で使っているのは「水性アクリル」という塗料で、アクリル系の合成樹脂が主成分の塗料です。身近なところだと、ボールペンの外部塗装や、コップ、看板etc…、様々な素材の塗装に使われています。メリットとしては、透湿性が高いため、湿気を通しやすく、光沢、ツヤがあって、価格も安いので手軽に使える塗料です。デメリットとして、耐久年数が高いわけではない為、メンテナンスが大変というものがあります。

 

お天気推理ゲーム 【Weather Report】~でたらめお天気予報~|塗装について

 

これからも、塗料については引き続き検討していきたいと思います。


20代。アナログゲーム製作チーム「Corolla」代表。 バッティングゲーム「はげたかのえじき」をプレイして以来、アナログゲームに興味を持つ。趣味はアナログゲームとおいしいご飯を食べること。